日本にいながら、パリのルーヴル美術館の彫刻作品を鑑賞できる場所があるのを知っていますか?
その名も『ルーブル彫刻美術館』
そんな場所がなんと!三重県津市の山奥…
のどかな田舎町に存在しているのです。
ルーブル彫刻美術館の入口には、ルーヴル美術館を代表する作品である「ミロのビーナス」「サモトラのニケ」の巨大なオブジェが並んでいます。
よく見ると、奥には「自由の女神」もいます。
お隣りの施設には「純金の大観音様」もいます。
ここ…日本だよね?…
巷では、B級?珍スポット?などウワサされていますが、実際に訪れてみた感想はとても素晴らしかったです!
そして、ジョジョヲタの私は「パリに行かずともあのルーヴルを堪能できるなんてっ!」と大興奮でした(笑)
今回は、国内でルーヴルを楽しめると話題の「ルーブル彫刻美術館」の魅力をお伝えします!
この記事を読めば、あなたもルーブル彫刻美術館に行ってみたくなること間違いなし!
現地や館内の写真もたくさん載せているので、ぜひ最後までご覧ください。
ルーブル彫刻美術館の魅力
- 世界で唯一 パリ・ルーヴル美術館に認められた公式姉妹美術館
- だれもが知ってる有名作品が盛り沢山
- アクセスよし!車がなくても行ける!
- 館内は全て写真撮影OK!
- 人が少なく静かでゆったり優雅な時間を過ごせる
名称 | ルーブル彫刻美術館 |
住所 | 〒515-2621 三重県津市白山町佐田東谷1957 |
電話 | 059-262-1111 |
開館時間 | 午前9:30~午後5:00 (入館は午後4:30分まで) |
最寄駅 | 近鉄 榊原温泉口駅から徒歩5分 |
駐車場 | 駐車台数80台(無料) |
備考 | 公式サイトに割引情報が掲載あり! https://www.louvre-m.com/information/guide |
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ルーブル彫刻美術館までのアクセス
三重県にある「ルーブル彫刻美術館」までのアクセス方法をまとめました。
自動車の場合
大阪・京都・奈良方面から | 名阪国道「上野東」I.Cから約45分 |
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名古屋方面から | 伊勢自動車道「久居」I.Cから約20分 |
電車の場合(近鉄線 榊原温泉口下車)
大阪方面から | 近鉄上本町駅より特急で約1時間15分 |
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奈良方面から | 近鉄八木駅で特急にのりかえ、約1時間10分 |
京都方面から | 近鉄京都駅より特急で八木駅のりかえ、約1時間45分 |
名古屋方面から | 近鉄名古屋駅より特急で約1時間15分 |
伊勢志摩方面から | 近鉄賢島駅より特急で1時間30分 |
近鉄 榊原温泉口駅から徒歩5分ほどで到着します。
駅前にはコンビニやカフェなどはなく、見渡す限りのどかな風景。心なしか空気もおいしい〜!
田舎なので快適便利!とは言えませんが、地方の施設にしては珍しく電車で行っても問題ないアクセスなので、車がない方でも行きやすかったです。
【割引情報あり】料金・チケット購入
美術館入館料 | 大人:1,500円 |
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併設の大観音寺とセット | 大人:2,000円 |
支払方法 | 現金・PayPayのみ(2023年現在) |
上記が通常料金ですが、公式サイトに割引券【200円引き】があります。
携帯で割引画面を提示するだけで
この料金に割引されます!
- ルーブル彫刻美術館のみなら1,300円
- 併設の大観音寺とセットなら1,800円
料金等は変更になる可能性があるので詳細は、公式サイトにてご確認をお願いします
個人的には、時間もあるなら大観音寺もセットで見ていただくのが、絶対ぜったいオススメ!
世界一の純金大観音様だけでなく、いろんなご利益のあるユニークな神様・仏様の銅像があります。
とてつもないパワーを感じられる場所なので気になった方はぜひ一緒に見てきてくださいね。
ルーブル彫刻美術館の見どころをチェック!
ルーブル彫刻美術館の見どころ
- 世界中の美術品のレプリカがある
- レプリカとはいえ精工で迫力満点!
- 作品が360度どこからでも見れる
- ルーヴルさながらの建築美もステキ
- 彫刻の肉体美がすばらしい
- 巨大千手観音がヤバすぎる…
- 屋外のモニュメントも楽しい!
ルーブル彫刻美術館は、世界で唯一 パリのルーヴル美術館に公認されている公式の姉妹美術館です。
ルーヴル美術館の作品だけでなく、世界中の美術品のレプリカを見ることができます。
ちなみにパリのルーヴル美術館は「ルーヴル」ですが、こちらはなぜか「ルーブル」の表記。
「そんなところがパチモンっぽさを演出してるのでは?」と思いましたが(コラ)正真正銘の由緒ある美術館です。
ではここから、作品の写真も含めて、入口や館内の様子などをお伝えしていきます!
入口から「なんかもうヤバい」空気
冒頭でも触れましたが、入口の前には巨大な「ミロのヴィーナス」と「サモトラケのニケ」のモニュメントがあります。
デカい…まじでデカいです。夜中に見たらおしっこ漏らすレベルだよ…(それぐらい迫力やばい)
しかし、外にあるのはこれだけじゃありません。
アメリカからの刺客「自由の女神」も参戦。
扉の前では「モーゼの十戒」でおなじみのモーゼさんが門番してました。
なんか…異様な雰囲気だよ…
さて…中では何が待ち構えているんでしょうか…
早速入っていきましょう。
いきなり、ツタンカーメン
ツタンカーメン…?
ルーブル彫刻美術館に一歩入ると、目に飛び込んできたのは「ツタンカーメンの黄金のマスク」
めちゃくちゃ金ピカだよ。まぶしいよ。ってかこの人はルーヴルじゃなくね?エジプトじゃね?
そして後ろには、なにやら「巨大な千手観音」も見えています。
いきなりエジプトだわ、仏教だわ…
一体なんなんだここは。
これは期待できます(ゴクリ)
すでにワクワクが止まりませんが、さらに中へと進んでいきましょう。
世界各国の美術品のレプリカがある
展示物は、世界各国の美術館が協力しておりルーヴル美術館だけでなく、
- カイロ博物館(エジプト)
- 大英博物館(ロンドン)
- メトロポリタン美術館(ニューヨーク)
など、世界中の有名な美術館の作品1,300点が、複製・展示されています。
館内には有名な作品がズラリと並んでいるので、この手の施設にありがちな「展示が少なくてガッカリ…」なんてことには絶対なりません。
館内は人が少なく静かでじっくり作品を観れるので、ゆったり優雅な時間を過ごせそうです。
限りなくホンモノに近い!名立たる展示品の数々
ルーブル彫刻美術館に展示されているレプリカ(複製)のほとんどがルーヴル美術館に展示されているホンモノの作品から直接型を取ったもの。
質感・大きさ・傷ひとつに至るまで、忠実に再現されています。これはもうホンモノに限りなく近いレプリカということですね。
この美術館の展示作品は、当時創設者がルーヴル美術館と交渉に交渉を重ね、ルーヴル美術館全面協力の元に作り上げたのだそうですよ。
創設者の努力がすごい!
作品を360度からじっくり鑑賞できる
ルーブル彫刻美術館では、基本的に作品との距離が近いのでかなり間近に鑑賞できます(おさわりは厳禁)
ミロのヴィーナス
「ミロのヴィーナス」といえば、世界でいちばん有名な彫刻と言われ、女性の理想的な曲線美を追求した作品です。
そんな「ミロのヴィーナス」の後ろ姿を生で見れるなんて感激です。めっちゃセクシーやぁ。
教科書や映画などで見てきた有名な作品を、360度、前からも後ろからも惜しみなく鑑賞できるなんて、とても贅沢ですね。
サモトラケのニケ
こちらの「サモトラケのニケ」は勝利の女神の像として有名です。
私はこの像がいちばん気に入りました!かっこいい!
「ニケ=NIKE」からもじって、あのナイキ社の社名やロゴマークの由来にもなっています。
あと、エヴァに出てくる、首のない像のモデルとしても有名ですよね(漫画脳ですみません)
また、最近では映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の劇中でも、ルーヴル美術館のサモトラケのニケががっつり出てきていました。
オタクにはたまらない作品…!
ルーヴルさながらの建築美もステキ
館内の中央部のガラス張りの三角形の天井は、本家ルーヴル美術館のピラミッドを意識して作られています。
差し込む太陽光に照らされて、作品がより神々しく感じました。
ちなみにルーヴル彫刻美術館の設計は世界的に有名な建築家「黒川紀章」が手がけています。
作品だけでなく、荘厳で美しい建物の造りにも感動しちゃいました。
もはや、ほぼルーヴルやん
本家行ったことないですけどね…
いつか行ってみたいです。
館内はどの作品も写真撮影可能
館内はどの作品も写真撮影OKです。
SNSへの投稿もOKとのことだったので、映え写真を撮るのも楽しめそうです。
マッチョ好き大歓喜!彫刻の肉体美に酔いしれる
いや〜私、マッチョ好きがなんです(突然の告白)
三角筋、上腕二頭筋、大胸筋、前鋸筋、大腿四頭筋…その美しい肉体美を舐め回すように観てしまいました(鼻息)
肉体からも表情からも情景・感情が伝わってくるようです。
こちらは「円盤投げ像」躍動感がスゴい!
キレてる!キレてるよ!
思わずボディビルの掛け声したくなりましたw
巨大千手観音がヤバすぎる…
ルーブル彫刻美術館の一番目立つ場所に鎮座しているのが、こちらの巨大な千手観音。
でたな…ラスボス!!
その名も
「十一面千手千眼観世音菩薩座像」
この神々しさ…どうみてもFFのラスボスです。
メテオとか使ってきそう(笑)
なお、本当に1000本の手があり、千手観音座像としては世界最大の大きさだそう。
後ろまで、びーーっしり手があります(ヒエ〜)
入口からすぐ目に入る作品ですが、間近で見るとさらに迫力がありました。
千手観音様だけでなく、日本の有名な仏像もたくさんありました。
ご利益がハンパなさそうだったので「マッチョの彼氏ができますように」とお願いしておきました。
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作品や歴史に詳しくなくても楽しめる
美術作品といえば、歴史や宗教と深く繋がりがあるので、そういった知識もあれば、より楽しめるのかもしれませんが、詳しくなくても全然楽しめるなと感じました。
「なんか見たことある!」っていう作品が目の前にあるだけで、かなりテンション上がりますよね。
と、こんな感じで一人で作品にツッコミを入れながら見ていくと、結構楽しいのでオススメですw
屋外にはカエルのオーケストラも
ちなみに外にはカエルのオーケストラが…驚きの!総勢120匹!大楽団ですね。
一体一体丁寧な作りで結構リアル。それぞれ表情も違って可愛い〜!
外でも楽しめるオブジェがあるのも嬉しいですね。
帰りは、お隣りの大観音寺の純金大観音様に見守られながらルーブル彫刻美術館を後にしました。
ルーブル彫刻美術館の物販情報
物販ではパリのルーヴル美術館で購入したものを限定販売しています。作品にもよりますが10万円前後の価格でした。
けっして安くはないけど、ルーヴルに行かずとも国内で購入できるのは目からウロコです。
個人的には、普段使いできそうな文具とか小物を置いてほしかったんですが、まぁそういうのは期待しない方がよさそうな雰囲気でしたね。
ルーブル彫刻美術館の近くのランチ
ルーヴル彫刻美術館に行った帰りのランチは、公式サイトの「館長おすすめのランチスポット」に載っている和食屋さん「うお助」に行きました。
ボリュームたっぷりでお刺身が新鮮で美味しかった!広々とした店内でゆっくり食べれました。
美術館から徒歩でも行ける距離で、コスパもよく大満足だったのでした!
ルーブル美術館の近くでランチをお探しの方にはおすすめのお店です。
絶対に行ってほしい!ルーブル彫刻美術館は至高で穴場の美術館!
屋外の像のインパクトから「B級・珍スポット」という扱いを受けがちですが、ルーブル彫刻美術館は本当に素晴らしい美術館でした。
「なぜ大阪や名古屋でなく三重県に?」
と思いましたが、それは都会に建てると混雑して慌ただしくなってしまうからなのだそう。
静かで落ち着いた場所で、世界中の作品を観れるなんて本当に貴重な体験ができました。
- パリのルーヴル美術館の雰囲気を感じたい方
- 歴史や都市伝説に興味がある方
- ツッコミを入れながら芸術を楽しみたい方
こんな方にもおすすめのスポットです。
天候に左右されない美術館はお出かけにも最適なので、気になった方はぜひ行ってみてくださいね。
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